ジョン、おれ、emaru、ひろこし
リハーサル中
みんな集合
大学のお寒い発表会があったので、わたくしはmacaroomで出てやった。いろいろ交渉してギャラも頂いた。音響は(PAは)耳が腐っていたからどうにもならんかった。舞台スタッフも馬鹿真面目すぎて転換中に袖を封鎖されてステージに閉じ込められたりした。みんな阿呆みたいにパンツスーツなんか着て仕事の真似事をしていた。バンドのアーティストの控え室が閉鎖されてユダヤ人のように各地に散らばることになった。「オーケストラ(男性)」と書かれた控え室に居場所を求めると、ホルンやらもった連中が会話をやめてこっちを見た。演奏者なんかクソ食らえで、アーティストをもっと大事にしなくちゃいけない。こんなクソみたいなイベントにアーティストを呼んだりして申し訳なくなってくる。でもおれだって一応アーティストだから、接待なんかしたくないし気も使いたくない。だけども今回はおれは招待者なので、気を使わないといけないし、ギャラも出ない。でも作曲を専攻している学生の作品発表は、アーティストとしてやらなければならない。ステージの上ではアーティストなのだ。そしてmacaroomは初めて人前で演奏を見せたことになる。「ame」と「is it rain that you live in?」をやった。どっちも雨。ひろこしまさきとkazzという二人に手伝ってもらった。kazzはimi/popのドラム。最後にステージで作曲者の挨拶を求められたが、断った。打ち上げの時に鶴原先生に「なんで挨拶しなかったの」って聞かれたから「作曲者なんかクソ食らえです。テクスト以外は何もない」と海外ドラマの吹き替えのようにかっこよく答えると、向かいに座っていたさとる君が「--ロラン・バルト」と言ってにっこり笑った。そしてさとるは終電で帰り、FENDIのマフラーをなくした。しかし後から考えると、俺はロラン・バルトじゃなくてジャック・デリダのつもりだったけど、まあ似たようなもんか。大学行事も終わり、寂しくなるけど、まあどうせみんなシュルレアリスム展に行くんだろうからまたその時にでも色々と話せる。今回の発表会で、留学生のデボラさんが中国武術を習っていたことが判明し、急激に親しくなった。彼女は南拳をやってたらしい。俺が発表会のパンフレットの自己紹介文で八極拳や棍や扇子をやってたことを書いていたので、それで驚いて話しかけてきたのだ。彼女は俺とジョンの曲をマイスペースで聞いたことがあるらしい。何の曲かわからなかったが、二人の曲であれば、Psyphozoaだろうか??デボラさんに話しかけられる2時間くらい前にジョンと話し合って、「デボラさんをPsyphozoaに入れよう」と言っていて、デボラさんとはほとんど話したこともないのに、結局デボラさんの方から俺に話しかけてきた。一言目は「パンフレット読みました。あなた、カンフーやっていますか?」だった。結局Psyphozoaとデボラさんは、お互いに注目していたことになる。打ち上げの時に坂田先生に「コード進行の授業で唯一2セメスター満点をとって焼肉をおごってもらったような男が留年するなんて、この大学はおかしい」と言うと、「単位制だから仕方がない」と言われたから「うんだからこんな大学さっさとやめてコレージュ・ド・フランスにいこうと思いますよ」というと坂田先生は笑っていた。ほっほっほとサンタみたいに。彼は非常に優しい教授だ。いかにも歳をとってまるくなった組長のようだ。鶴原先生は昔からまるいんだろう。禿げた頭にいつもバンダナを巻いている。だからつい「ジミ・ヘンドリクスの影響ですか?」と聞いた。全然違うらしい。理由は「バンダナがないと髪が散らかるから」らしい。まさかのお掃除的な理由だった。
3/10
新宿ANTIKNOCK
でライブです!
imi/popの。
遊びに来てね。
4/8には我ら主催のライブもあるよ
macaroomライブお疲れさまです
Reviewed by asahi
on
23:47
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