昨日は寝ながら色々なことを考えた。寝る時に急に湧き上がってくる時がある。そういうときに書きためればいいんだけど、あいにくiPhoneのディスプレイが眩しいくらい疲れてたから、考えるだけ考えて寝た。何を考えたかというと、ただ昔のこととかを思い出しただけだけど、それを分析してみたりするのが昨夜のテーマだった。例えば、中島みゆきの「空と君との間に」はなぜあんなにグロテスクな曲なんだろうと思った。中島みゆきの曲は好きなんだけど、なんかあの曲は気味が悪い。そしてそれは昔その曲がタイアップしたドラマ「家なき子」のせいだと思った。あのドラマは気味が悪い。ひたすら暗いくせに、みんなみてた。あの頃の安達祐実はダコタ・ファニングよりもハーリー・ジョエル・オスメントよりも脂が乗っていた。なんせ劇中の「同情するなら金をくれ」というセリフが流行語大賞をとるくらいにみんなみてたのだ。あんな救われない台詞を。俺は小学生で、今でもはっきりと覚えているが、ドラマが終わった後の次回予告で軍服をきた日本兵のような人が血だらけで倒れていて、それがものすごく恐ろしく、バックには「空と君との間に」が流れていた。本編はほとんど覚えていないし、なんであのドラマに日本兵が出てくるのかもわからなかったけど、とにかく俺の恐怖の発端はその次回予告で、俺が幽霊とかそういうものを過剰に怖がるようになったのは、その日からなのだ。確実にその日からだ、と断言できるくらいに覚えている。それで今でも夜道で恐ろしい妄想をするときなんかに、その日本兵がちらりと浮かぶことがある。これは所謂トラウマというものなんだな、と思った。「家なき子」はホラーではないけど、ともかく小学生の俺には恐ろしかった。そしてそこには必ず「空と君との間に」があったのだ。
臨床心理学では、トラウマの発見は重要らしい。ほとんどの人が、自分のトラウマを知らない。多くの性倒錯者が、幼少期の性的虐待を完全に忘れているように、人間はトラウマを抑制する。だから思い出せない。けれども無意識というものは常にあって、そこで抑制されたトラウマが思考を制御してしまう。だからトラウマを思い出す、というのがカウンセリングの目的だった。そして俺は昨日の夜に偶然にもトラウマと再会をしたのだ。
それから、自分の性格、主義のことも考えた。俺はほとんど他人に関与しない。誰がどんな性格でどんな行動をとろうが気にしない。恋人が浮気をしようが友達がドタキャンしようが何も思わない。ただ自分に不利益なことがあると怒るだけだ。でも多くの人はそうじゃなくて、おせっかいにも他人を説教したり、「この人のために」と言って忠告したり、泣いてる人に「君の気持ちもわかるけど」と言ったりする。これはぼくの兄も両親もそうだと思う。でも俺は違っていて、できれば他人を諭すなんてことはしたくない。すこぶる相対主義的で、ルールとか統一的なものとか絶対的なものを実践しない。そういう主義を貫いているわけじゃなくて、単にそういう性格なのだ。
んでそれは一体誰からの影響なんだろうかと考えた。中学生くらいから、つまりアイデンティティの探求が始まったあたりからその兆候はあって、でも完成されたのは大学に入ったあたりだ。恐らく読んできた本の影響なんだけど、それが何の本なのか思い出せない。中学高校と読んでいた安部公房だろうか?現代アメリカ文学だろうか?ニーチェだろうかウィトゲンシュタインだろうか。それとも映画かなにかだろうか?これは結局決着がつかないまま寝てしまった。よくわからない。
こういう性格だからだろうか、川上未映子がなんとかいう賞のスピーチで言っていた「相対ではなくて絶対をかく」という言葉をすごく疑問に思って、しかし明確に否定できない。これは川上未映子自信が決着のついていない問題なんだろうけど、ポストモダンへの壮大な挑戦だ。ポストモダンを全否定するかのようなそのスピーチの意味は、ただ単に仮定的な絶対なのだろうか?これはぐるぐるまわってしまう。そして眠くなって寝る。
さて明日はimi/popのライブです。久々の新宿JAM。
新宿JAM ギリギリシティー5周年祭
ギリギリシティーというバンドお笑いDJごった煮アングライベントの5周年祭です。飲み放題もあるしライブ終了後はアフターパーティもあるらしい。
タイムテーブル
16:30~16:50 DJ古澤彰
16:50~17:10 LIVE(東京ハムスターズ)
17:20~17:40 LIVE(ぐるん)
17:50~18:10 LIVE(ヒズファスト)
18:10~18:20 お笑い(ばってん多摩川、カズミファイブ)
18:20~18:40 LIVE(Shad kill weather)
18:40~18:50 お笑い(ジャン相見、ボクオオクボ)
18:50~19:10 LIVE(BIGスパゲティ)
19:10~19:20 お笑い(焙煎TAGAI、倉富益二郎)
19:20~19:40 LIVE(ロリエ)
19:40~19:45 お笑い(ウォンテッド古澤)
19:50~20:10 LIVE(imi/pop)
20:10~20:20 お笑い(GO!ヒロミ44')
20:25~20:50 LIVE(高品格)
21:05~21:30 LIVE(レコライド)
21:30~21:50 DJ掟ポルシェ
21:50~22:15 LIVE(テクマ!)
22:15~22:30 DJ掟ポルシェ
22:30~ラスト LIVE(ローボーンサウンドシステム)
さあ、今日は新宿で殺人予告があったらしいので、キャバ嬢は気をつけてね!
臨床心理学では、トラウマの発見は重要らしい。ほとんどの人が、自分のトラウマを知らない。多くの性倒錯者が、幼少期の性的虐待を完全に忘れているように、人間はトラウマを抑制する。だから思い出せない。けれども無意識というものは常にあって、そこで抑制されたトラウマが思考を制御してしまう。だからトラウマを思い出す、というのがカウンセリングの目的だった。そして俺は昨日の夜に偶然にもトラウマと再会をしたのだ。
それから、自分の性格、主義のことも考えた。俺はほとんど他人に関与しない。誰がどんな性格でどんな行動をとろうが気にしない。恋人が浮気をしようが友達がドタキャンしようが何も思わない。ただ自分に不利益なことがあると怒るだけだ。でも多くの人はそうじゃなくて、おせっかいにも他人を説教したり、「この人のために」と言って忠告したり、泣いてる人に「君の気持ちもわかるけど」と言ったりする。これはぼくの兄も両親もそうだと思う。でも俺は違っていて、できれば他人を諭すなんてことはしたくない。すこぶる相対主義的で、ルールとか統一的なものとか絶対的なものを実践しない。そういう主義を貫いているわけじゃなくて、単にそういう性格なのだ。
んでそれは一体誰からの影響なんだろうかと考えた。中学生くらいから、つまりアイデンティティの探求が始まったあたりからその兆候はあって、でも完成されたのは大学に入ったあたりだ。恐らく読んできた本の影響なんだけど、それが何の本なのか思い出せない。中学高校と読んでいた安部公房だろうか?現代アメリカ文学だろうか?ニーチェだろうかウィトゲンシュタインだろうか。それとも映画かなにかだろうか?これは結局決着がつかないまま寝てしまった。よくわからない。
こういう性格だからだろうか、川上未映子がなんとかいう賞のスピーチで言っていた「相対ではなくて絶対をかく」という言葉をすごく疑問に思って、しかし明確に否定できない。これは川上未映子自信が決着のついていない問題なんだろうけど、ポストモダンへの壮大な挑戦だ。ポストモダンを全否定するかのようなそのスピーチの意味は、ただ単に仮定的な絶対なのだろうか?これはぐるぐるまわってしまう。そして眠くなって寝る。
さて明日はimi/popのライブです。久々の新宿JAM。
新宿JAM ギリギリシティー5周年祭
ギリギリシティーというバンドお笑いDJごった煮アングライベントの5周年祭です。飲み放題もあるしライブ終了後はアフターパーティもあるらしい。
タイムテーブル
16:30~16:50 DJ古澤彰
16:50~17:10 LIVE(東京ハムスターズ)
17:20~17:40 LIVE(ぐるん)
17:50~18:10 LIVE(ヒズファスト)
18:10~18:20 お笑い(ばってん多摩川、カズミファイブ)
18:20~18:40 LIVE(Shad kill weather)
18:40~18:50 お笑い(ジャン相見、ボクオオクボ)
18:50~19:10 LIVE(BIGスパゲティ)
19:10~19:20 お笑い(焙煎TAGAI、倉富益二郎)
19:20~19:40 LIVE(ロリエ)
19:40~19:45 お笑い(ウォンテッド古澤)
19:50~20:10 LIVE(imi/pop)
20:10~20:20 お笑い(GO!ヒロミ44')
20:25~20:50 LIVE(高品格)
21:05~21:30 LIVE(レコライド)
21:30~21:50 DJ掟ポルシェ
21:50~22:15 LIVE(テクマ!)
22:15~22:30 DJ掟ポルシェ
22:30~ラスト LIVE(ローボーンサウンドシステム)
さあ、今日は新宿で殺人予告があったらしいので、キャバ嬢は気をつけてね!
殺人予告、ライブ告知
Reviewed by asahi
on
23:47
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