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2017/06/12

JOURNAL170612






松本人志『ドキュメンタル』
シーズン1の第一話がアマゾンで無料公開されているという噂をきき、
第一話をみる。
その後第2話、第3話と続いていき、
どんどんみれる。
「ここからは有料会員のみです」
となる気配はない。
しまいには最後まで観てしまった。
アカウントを確認すると、
自分は有料会員であることが発覚。

いつか、どこかで、不意に、会員登録してしまったのだろう。
おそらく「30日間無料お試し」みたいなのに踊らされて、
そのまま解約申請せずに30日後に有料会員へ仲間入り、という寸法だ。

まあいい。
これからどこまで動画を観ることができるか勝負だ。
戦いがはじまる。
誰との?
貧乏人特有の、「元を取る」精神だ。
私は女囚アマゾネスだ。
自由の戦士、トゥワンダ!


ところで、
知り合いからもらった
恩田陸『蜜蜂と遠雷』読了。
久しぶりにこういった大衆文学系を読んだ。

よく、大衆文学と純文学の違いなんかない、
というけど、
今まではぼくもそれに賛成で、そういうもんだろうと思ってた。

しかしちょっと訂正。

純文学と大衆文学の壁は、以前よりも分厚くなっているようだ。

大衆文学の文法というものがあって、
たとえば小説がはじまって数ページは
登場人物の人柄や状況を解説する、
といったようなこと。
もしくは、説明的な丁寧な文章。
「あそこのファミリーレストランに入りましょうよ」
といった会話。
実際には
「あそこのサイゼでええんやない」
と言うとしても、
大衆文学では
「あそこのファミリーレストランに入りましょうよ」
となってしまう。

まあこれは著者だけじゃなくて、校閲の過剰さもしかり。


とにかく、恩田陸、
ひどくつまらなかった。

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