シーズン1の第一話がアマゾンで無料公開されているという噂をきき、
第一話をみる。
その後第2話、第3話と続いていき、
どんどんみれる。
「ここからは有料会員のみです」
となる気配はない。
しまいには最後まで観てしまった。
アカウントを確認すると、
自分は有料会員であることが発覚。
いつか、どこかで、不意に、会員登録してしまったのだろう。
おそらく「30日間無料お試し」みたいなのに踊らされて、
そのまま解約申請せずに30日後に有料会員へ仲間入り、という寸法だ。
まあいい。
これからどこまで動画を観ることができるか勝負だ。
戦いがはじまる。
誰との?
貧乏人特有の、「元を取る」精神だ。
私は女囚アマゾネスだ。
自由の戦士、トゥワンダ!
ところで、
知り合いからもらった
恩田陸『蜜蜂と遠雷』読了。
久しぶりにこういった大衆文学系を読んだ。
よく、大衆文学と純文学の違いなんかない、
というけど、
今まではぼくもそれに賛成で、そういうもんだろうと思ってた。
しかしちょっと訂正。
純文学と大衆文学の壁は、以前よりも分厚くなっているようだ。
大衆文学の文法というものがあって、
たとえば小説がはじまって数ページは
登場人物の人柄や状況を解説する、
といったようなこと。
もしくは、説明的な丁寧な文章。
「あそこのファミリーレストランに入りましょうよ」
といった会話。
実際には
「あそこのサイゼでええんやない」
と言うとしても、
大衆文学では
「あそこのファミリーレストランに入りましょうよ」
となってしまう。
まあこれは著者だけじゃなくて、校閲の過剰さもしかり。
とにかく、恩田陸、
ひどくつまらなかった。
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