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2018/09/05

JOURNAL180902



イベントから1日がたったが、塚本さん、ジョン、そして兄とえまるとぼく、5人でイベントの打ち上げ。
ボブは別ユニットのリハがあるということで、残念ながら不参加。
イベント当日は時間がなかったので、この日に、ということになったのだった。

さて、みんなで集合して、今から打ち上げにいきましょう、というとき、
塚本さんが、
「じゃあ、おれは南くんの家で待っとこうかな」
と言い出した。
いや、打ち上げですよ、あなたがゲストで出たイベントの。

少し体調がよろしくないということで、
近場のカレー屋に。

打ち上げはすごく良い雰囲気で、楽しかった。

その途中、突如として塚本さんがぼくにこう言った。
「頼む、目を見て言ってくれ。がくくん、本当にこれはおれを騙すためじゃないか?」


塚本さんは、本が出版されるまでの間、
ぼくらが彼を騙してるんじゃないか、と少しだけ疑っていたのだ。

というのも、塚本さんは、weiweiに特集を組むという話があがった時点から、
度々電話などで、
「そうやって持ち上げておいて後で落とす、というドッキリじゃないんやんな?」
と悲しそうな声でいうのだ。

「みんなでおれを笑い者にするんじゃないんよな?」

そのたびに、われらがKBE出版部は、
「いやいやいやいや、何を言うてるんですか、塚本さん、そんなドッキリのために本なんか出さないですよ!」
と焦って説得するのだ。

という感じで繰り返して繰り返して出版が実現したので、
塚本さんもようやくこれがドッキリではないということを理解しはじめてはいるんだが、

時折、少し不安がよぎるようだ。

そういうことがあって、
打ち上げの途中の
「頼む、目を見て言ってくれ。がくくん、本当にこれはおれを騙すためじゃないか?」
の会話に行き着くわけだ。
ぼくは目を絶対に見ないようにして、
「見るまでもありません、もういいでしょう」
と少しイラつきながら答えたのだった。

ジョンはこの偏執狂的誇大妄想の流れを知らないので、
笑いながら、
「とはいえ、ガクのことだから、さらにドンデン返しが、、、、」
という感じで乗っかって来る。

「もうええ、広げるな!」
と声をあげる。

ここで広げたら、せっかく少しずつ信頼を築いてきたのに台無しになってしまう。

みんなで、説得
「そんなことあるわけないやろ、イベントでもみんな拍手しとったやんか」と兄。

「......それも、そうやな。間違った発言をしてしまったわ。ごめんなさい」

しかし、このくだり、
何度繰り返して来ただろうか。

まあ、今後もまたそういう波がくるんだろう。


とはいえ、とても楽しい打ち上げでした。

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