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2018/08/28

JOURNAL180827



大阪から東京にきていたじゅんこさんと会う。
じゅんこさんと、兄と、三人でラジオの収録。

じゅんこさんは昔から、兄の活動を掛け値なく応援してくれていて、
話していると不思議な気持ちになる。

なぜこの人は、こんなに応援してくれているのだろう?と。

もちろん、
macaroomの活動も応援してくれていて、
雑誌weiweiもきちんと読んでくれていた。

じゅんこさんは、
weiweiでも特集しているが、改めてその内容をおさらいしつつ、
思い出話やらなんやらをだらだらと話していく、
という収録だった。


それから、クローバーメディアというネットTVの
アイドル発掘企画で、
音楽プロデュースをすることがきまった。

どんなふうになるのか、まだ全然発展途上な企画なのだが、
どうにかおもしろく動かしていくことができたらと思う。

10月にオーディション、
もうすぐだけど、
運営側は全然動いていない様子。

果たして誰か集まるのかしら。


いずれにしても、
ぼくはただ単に楽曲提供だけをするとか、
そんなおもしろくないことはするつもりはなく、
アイドルの活動をトータルプロデュースできるならやる、
そういうことでこれに参加を表明した。

まあ、近いうちに打ち合わせがあるのだが、
そこでどうにかなればいいけれど。


2018/08/26

JOURNAL180825



macaroomの練習。
ボブを含めた四人での練習。
そのあとは、久しぶりにみんなで飲み。

ライブ後の打ち上げとか、あまり出来ていなかったので、
久しぶりに、macaroomの経費を使って豪華に飲んだ。


しかし、そのあとは、
やっぱり路上に座って乾杯する。

Psyphozoaという、ジョンとやっている音楽ユニットのライブが
9/1にあるので、どのようなライブにするのかを話し合う。
このユニット、他人の曲をサンプルとして勝手に組み合わせて曲にする、
というコンセプトなので、アンダーグラウンドな活動しか見込めない、
よって、きちんとライブをしたことはない。

だから、どうやってライブするのがいいのかと考えている。

当日は動画を撮るつもりなので、
後日ユーチューブに流すと思うのだけど、
なんせ他人のサンプルばかりだから、
どうするべきだろうかな。


JOURNAL180822

22日は出版社から、
『やさしい現代音楽の作曲法』が
2つの雑誌で紹介されたという連絡がくる。・





ひとつは音楽之友社の『音楽の友』で、
小沼純一さんが批評してくださっている。
「コンパクトかつ至極明快 21世紀型「現代音楽」への手引き」
とな!


そしてもうひとつはタワレコのフリーペイパー
『intoxicate』で、こちらは短い紹介文。
Mikikiで記事を紹介してもらって、
アクセスランキングが一位に。
少しネットでの感想が増えたきがする。

↓全文


これでもう少し話題になってくれると良いんだけど。

そして、次の出版企画が進行すると良いんだけど。

2018/08/23

JOURNAL180821




21日は、青山の夢見ル月想フでライブだった。
イベントとしては、ギリギリまで出演者も決まらず、
あまり告知などもされていないようだったので、
当然、お客さんもほとんどいないような感じだった。

でも、ハコはすごくよかったね。
イベント終わってから、ハコで打ち上げ。
お客さんも少し混じって。




そういえば、お客さんからきいたけど、
前回のイベントで
知久さんが、
macaroomは女は働き、男は無職、ってことを
MCでいってたときいた。

知久さんのMCは楽屋でききいていたから、
あまりはっきりとはきこえなかったのだ。

まあ、完全な事実だけどね。

だが、ふと思った。
知久さん、それを言ったら、あなただって、無職じゃないか!
と。


でも本当のことをいうと、
全員が無職になって、音楽だけをできたら、
一番良いのだろうね。
それができないで、
ぼくはやんわりと出版やら、音楽制作やら、なんやかんややりながら、
社会的には「無職」に生きている、

本当は、こういう生き方は理想なのだけど、
それで本当に生活を満足にするためには、
もっと音楽が売れなければいけない。

ということで、

遠くない将来、
macaroomに関わるみんなが、
無職になって、
音楽だけをやり続けるようになれれば良いよね。



2018/08/19

JOURNAL180818



8月21日のライブに向けてmacaroomの練習。
今回はボブはいないので、3人。

macaroomの場合は、
どちらかというと事前の準備が肝心で、
練習自体はとくにこれといったすごいことはしないのだけど。

確認、という感じ。

その後、
weiweiの発売を祝して、乾杯。
今日が、発売日なのだ。
事前に予約者の発送などしているから、
あまり「発売したぞ!!」という実感はないのだけど。


兄が、
「2年前は東京には住まないと決めていた」
と言った。
2年前には思ってもいなかったことが、
今年はたくさん起こっている。

確かに兄は2年前にそんなこと言っていたような気もする。
じゃあ、ぼくらは

2年後には、フランスにでも住んでるかもしれない。
今の所、住む気は全くないのだから、
ということは、住むのかもしれない。

JOURNAL180817


兄と久々にカンフーの練習。
八卦掌の基本的な動き、走圏を少し。
それから、八卦やその他さまざまな伝統拳の動きを生かして、いかに相手の手をすり抜けるか、というのを、
お互い交互に練習。
これを専門用語でなんというものだったか、忘れてしまった。
とにかく、柔術や合気道のような細かな実践をひたすらやっていく。
実際、柔術の技もやった。

ぼくが子供の頃は、
下関で武術の練習をしても、先生はあまり実践は教えてくれないので、
こういう練習は結構新鮮だったりする。
というのも、うちの師匠は、
基本功と演武がしっかりとできていることが、
実践として強くなるということと
ほとんどイコールとして考える思想だったからだ。
演武が綺麗な人は、実際に喧嘩がめちゃくちゃ強い、っていう話を先生(の奥さん)から
よくきかされた。

それは、深い部分で事実なんだろうと思う。

というわけで、ぼくは、
小さい頃から武術をやっているけれど、
単に殴り合いや、相手になんらかのワザをかけたり、
そういったことというのはほとんどしてこなかったわけだ。

で、自分はどれくらい強いのだろう?

それはわからない。

戦国の世でもないし、そういうことはあまり考えないでおこうと思う。

2018/08/16

JOURNAL180815



朝からずっと『weiwei』の発送をする。
CD-Rをケースにいれて、
それからCD-Rと本をまとめてビニールにパッキング。

そして、emaruの一言レターとイベントのフライヤーをまとめて、
スマートレターに入れる。







結局、トータル9時間かかって、郵便局が閉まる直前に発送完了。

商売というか、仕事というか、
そもそもそういう才能が全然ない兄弟だから、
本当に神経張ってないと、普通の人が当たり前にできることが
すっかり抜けていたりする。

多くの人がお金を出して買ってくれてるので、
めちゃめちゃ真剣にバイトみたいなことをした1日でした。

2018/08/15

JOURNAL180814

ぼくの本が紀伊国屋で売れているという情報をききつけて、急遽新宿へ。

紀伊国屋書店。
トップ・オブ・ザ・本屋。



堂々の一位。

これは素晴らしい。
店員に話しかけるが、微妙な反応。
まあいい。これは親に見せたい光景。

それからすぐ近くの新宿ベルクへ。
兄とあっこさんと会う。
あっこさんは今日大阪に帰るとのことで。



そしてあっこさんが昔、たまのファンクラブに入っていたという話をきいた。
だから、知久さんと打ち上げの席で一緒になることが不思議だったと。
それはこっちも一緒。

その後、
クローバーメディア(ぼくがラジオをやっている)の放送局長と飲む。
サシで。

武田邦彦さん(クローバーメディアで番組やってる)の話をいろいろきく。

それから、現在進行中のプロジェクトに関して、
ぼくの意見をいろいろと話す。

最後は千鳥足で帰る放送局長。

ぼくも久しぶりに少し気持ち悪くなるくらいたくさん飲んだ。

そしてさりげなく、久しぶりのボウモアだった。


2018/08/14

JOURNAL180813



『weiwei』の購入問い合わせがきたりして、一時的に対策する。

自分用に小さなペンケースを買う。
本当に小さくて、ペンが2本くらいしか入らない。

昔、弁論大会で全国大会に出た時に、
8位入賞してもらったバーバーリーの万年筆、
今でも使っていて、
それを入れるため。

最近は執筆業もあるので、
しかもトークイベントなども増えて、
もっとプロとして自覚せにゃいかん、
ということで、
執筆関係の道具をしっかりと揃えていっている。

少し前までは、鉛筆と鉛筆削りとマレーシア産の汚いノートだけを持って、
ガストで一日中(本当に丸一日)
文章を書いていたと思うと、不思議だ。


あの頃はお金がなくて、
でもお金がないことに屈することなく、

生活保護を受けながら、
喫茶店にモーニングの時間から閉店までいて、
その後は24時間のガストに移動して、
とんでもない時間執筆していた。マレーシア産の汚いノートに。

ある日、自分が1日どのくらい執筆しているんだろうと思って、
数えてみたら、
1日に3万字、原稿用紙でいうと75枚書いていた。

自分でもそれが狂っていると自覚していて、
ぼくの横には、よく、
一日中画用紙にペンでぐるぐるぐるぐると「まる」を書いているだけのおじさんがいて、
たぶん想像するに、知的障害か何かの類で、
ペンでぐるぐるぐるぐると描くのは何かの治療の一貫なのではないかと思う。
ああ、この人一日中こんなことして、頭おかしいな、仕事もしていないんだろうな、
と思っているうちに喫茶店が閉店時間になり、
ぼくはガストに移動する。
すると、しばらくしてそのおじさんもガストにきて、ぼくの隣に座る。

そこで、初めて、ぼくもそのおじさんと同じだということに気づくのだ。

なるほど、ぼくはハタから見ると、このようにおかしな人なのか。

その頃は、ぼくは、喫茶店でコーヒーを飲むことすら、「身の丈に合っていない」と思っていた。

そのことを当時、兄とよく電話していた、というのを最近思い出した。
ぼくらは、喫茶店でコーヒーを飲むことすら、
自分の身の丈に合っていなかった。つまり、コーヒー一杯すら飲む金がなかった。
しかし、絶対に、毎日、喫茶店にいっていた。

なぜなら、執筆があるからだ。

仕事ではない。
ただ、執筆するのだ。

そうして、
兄と電話で、
「今日も身の丈に合ってない執筆してきたわ」
というのだ。
兄も、
「ぼくも仕事してないけど、身の丈に合ってない短歌をつくってたわ」
というのだ。


そりゃそうだ。一日中、執筆するなんて、よほどの作家先生がやることだ。
お金がない青年が無理して、
病院に行く金や食費や家賃や市県民税のためにとっておかないといけないお金を
使って、生活保護を受給されながらやることじゃない。

普通はバンドマンでもなんでも、
死ぬほどバイトしながらツアーなんかをやるもんだ。

そうして、身の丈に合っていない創作活動を続けていた。

それが、今や、
本を出版して、紀伊国屋では「一番売れている音楽理論書」として売り出され、
トークベントをして、サインなんかをしたりしている。

そして手元には、
新品のペンケース、そして綺麗なノート、
そしてMacBook Air。

でもまだまだ。

まだまだ戦いは続く。

2018/08/13

JOURNAL180812

知久寿焼さんとmacaroomのツーマンライブ。
UFO CLUBの狭いハコぎゅうぎゅうにお客さん。

ライブ後の飲み会では、
知久さんと今後のことについてちょくちょくと話す。

川島先生がお客さんとしてきてくれたが、
挨拶もできずに帰ってしまう。

まあ、みーくんは明日先生とカンフーの練習なので良いのだが。
大阪からきたあっこさんもカンフーに参加するらしい。

久しぶりにまっつんもきた。

みんな結構このイベントに集中していたので、
今はこのイベントを俯瞰してみるよりも、
やっとおわった! という安堵感なのだ。

2018/08/11

JOURNAL180811



ご近所のご夫婦にコンビニで会う。
「がっくん、今からブルーベリー畑いかない?」と元気に誘ってくる奥さん。
真木よう子に似た奥さん。

お断りしたが、
夫婦はコンビニでお湯を入れた貝汁を片手に
車に乗り込んでいった。

「おれら、ブルーベリー畑にいくときは、いつもコレなんだ」

貝汁を持ってブルーベリー畑へ。素敵なデートだ。

兄から頼まれたフライヤー制作をする。
カンフーのワークショップ用
といってもほとんど兄の手書きで、少し文字打ちを手伝う感じ。


それから、雑誌『weiwei』の付録CD-Rを焼く。
盤面はemaruが手書きでイラストを足す。

幸運なことに、
想像以上に予約がきたので、
発送のための準備が結構かかる。

ゲンロンカフェのシリーズ化にむけたタイトルを考える。

明日は知久寿焼さんとライブ。


2018/08/10

JOURNAL180810



川島素晴先生のコンサートを観に行く。
macaroomで。
先生は最近兄からカンフーを習っているので、
その関係から(かは不明)、ご招待。

『川島素晴 works Vol.2』
先生の学生時代の作品を、数十年の時を経て一挙に演奏するというもの
学生時代に初演をした同窓生、神田佳子さんとたった二人で。

しかも、書き下ろしも加えて初の完全版として。

めちゃくちゃ良かったね。
フランク・ザッパと『ラ・ラ・ランド』を混ぜ合わせたような、
ゴージャスでユニーク、だけどシンプル
本当に良かった。
あれを学生時代に作ったと思うと、川島先生はモンスターだね。


渋谷慶一郎さんにもお会いできた。
渋谷さん、なんか体がでかいので、めちゃくちゃ目立つ。
ゲンロンでの新垣さんとのその後の話をする。

一柳慧さんいらっしゃってた。お話ししたかったな。

ゲンロンのスタッフさんとも少しお話し。
終演後の汗だくの先生ともしばしお話し。
weiweiの完成品をお渡しする。

それから山根明季子さんとエレベーターでばったり。
他に人はいなかったので、話しかけた。

ぼくらのことを知っていてくださっていた。
本を書いたこととか、カンフーやってることとか。

川島先生が最近カンフーやっていることについて、
「なーにやってるんだか!」的なニュアンスで笑っていた。


いろんな人に会って、楽しかった1日。